そんなまさかの・・・。
どうも整備士です。
本日の車はワゴンRです。
作業内容としては、エアコンコンプレッサ、エバポレータ、エキスパンションバルブ、小物少々交換です。
こやってダッシュボードまで外さないとエバポレータという部品までたどり着くことができません。
この中にエバポレータという部品が組み込まれています。
なぜ交換なの?
なんとですよ。
エアコンONするとエンジンが止まってしまうとのこと。まぁなんて素敵な仕様。エアコン使えねーじゃねーか!
走行中、アイドリング中どちらでもエンジンが止まります。
そして原因は・・・
エアコンコンプレッサのロックです。※歌ではありません。ロック←動かんということですよ。
外した部品をチェック
このエアコンコンプレッサという部品は潤滑するためにオイルが入っています。ロックしたコンプレッサを確認したところ一滴も入っておらず。(普通はオイルが垂れるほど入ってる。)
エバポレータは通常何も付いていないのですが当該車両はコンプレッサオイルでベタベタ。
ということは・・・エバポレータ周りの取り付けが良くないのかエバポレータからエアコンのガスとコンプレッサオイルが漏れ最終的にはコンプレッサがオイル切れを起こして焼付く。
こんな感じでしょうかね。
通常に使用していてこのような状況になってしまったので仕方ありません。ちなみにこちらはメーカークレームでの交換でした。クレーム効かなきゃけっこうなお値段に(おそらく10万はする)なりますからねぇ。
〜追記〜
4〜5年くらい前に登録されたワゴンRでDENSO製のコンプレッサの車両は軒並み上記の症状が出ています。故障の際はディーラー等へ!
〜更に追記〜
今回のエアコンコンプレッサの件はリコールとなりました!お近くのディーラー等へご確認を!(対象車のご自宅に郵送でお知らせがいくと思いますが。)