プチカスタム!
どうも整備士です。
本日は自分の車の整備になります。
内容としては、フロントバンパーの塗装です。
塗装と聞いてみなさん自分では無理!なんて思うかもしれませんがコツさえ摘めば誰でも出来ますよ。
今回はつや消し黒に塗ってアメリカンなスタイルに変身です。
しかも今回は自宅の庭で施工しました。
作業工程
まずはフロントバンパーを車より取り外す。
外したバンパーをサンドペーパーでゴシゴシと足つけします。
その後、食器洗い洗剤等でバンパーについている油脂分や、削りカス、ゴミを取り除き乾かします。
バンパーが乾いたら塗装に入りますよー!
今回使用するのは、ラバーチッピングスプレーです。
ラバーチッピングスプレーとは、ゴム質の柔軟性を有した凹凸仕上げの耐チッピング塗料です。
通常このスプレーは車の下の錆止めやボディー下部の保護に使用する塗料で、通常バンパーやドアなど見えるようなところで使うものではないんです。
なぜこのスプレーを使うのか?それは凹凸が欲しかったからです。
つや消し黒に塗るんであれば通常のつや消し黒の塗料でいいのですが、バンパー表面の仕上がりがつるんと普通の塗装のようにしていてイマイチなんです。
↓つや消し黒のみだとこんな感じ
ボコボコと凹凸があった方が商用車のような黒の樹脂バンパーのような感じになるので自分的にはチッピングスプレーを選択しています。
↓商用車のバンパー
ここでポイント!
まずチッピングスプレーをお湯が入ったバケツにインします。
熱湯やじか火なんてやめてくださいね。爆発しますから。大体40度前後のお湯でいいです。
これは缶スプレーは吹き続けるとガス圧がどうしても下がってきますので缶を温めることによって中のガス圧を高めておきます。
あと冬なんかは寒さでガス圧が下がりますので。
温めたスプレーでまずは塗りにくいとこ(袋になってるとこや複雑な形状のところ)から塗り、あとはバンパーに満遍なくシューっとふってきます。
何回かに分けて塗るので一気に一箇所にシューってふると100%垂れます。間違いなく垂れます。
1回塗ったら10分から15分乾かします。重ねて塗っていくので軽く乾燥させないと最初に塗った塗料も一緒に垂れ始めてしまうので気をつけて下さい。大体2〜3回に分けて黒く塗っていきます。
塗り終わったら数時間乾燥させます。
続いてつや消し黒を同じように塗っていきます。チッピングスプレーだけではあんまりつや消しっぽくならなかったのでラバーチッピングの塗り終えたバンパーにさらに塗ってきます。
↓こんな感じに仕上がります!
これも数時間乾燥させて完成になります。
あとはせっかく塗ったバンパーを傷つけないように注意しながら取り付けます。
まとめ
ということで完成したバンパーがこちら!
商用車チックです。でもこれが好きなんです。というか新鮮でいいんです。
こんなスタイルが好きな方&バンパー塗り分けする方是非チャレンジしてみてください!