あ〜こわっ!
どうも整備士です。
皆さんのお車のエアバッグは大丈夫ですか?
各メーカーで採用されているエアバッグ。
本来は交通事故等で乗員を保護、衝撃の軽減をするための大切な装置です。
なんとそのエアバッグによって乗員が負傷したり、火災に発展したりとなんともまぁなお話ですわ。
簡単に仕組みをご説明
本当に簡単にですのであしからず。
構成品としては、エアバッグ本体、インフレータ、衝撃センサ、コンピュータという部品です。
衝撃センサに信号(衝撃)が入るとコンピュータが信号を出し、インフレータを作動させてエアバッグが展開するという仕組みです。(ちょー簡単な説明ですが)
どの部品がリコール対象なのか?
今の騒動を起こしている部品は、インフレータ。
このインフレータというのは、エアバッグ本体を膨らませるための膨張装置のことを言います。
某自動車メーカで採用されている某車の図です。
この車の場合は助手席のインフレータのリコールです。
メーカーまたは車種によっては運転席のインフレータもリコール対象になっているものもあります。
どの車も全て対象というわけではありません。
某エアバッグ製造メーカーさんのインフレータが対象です。
もちろん各メーカーさん、ディーラー等がお客様の車の車体番号や、使われているエアバッグのメーカー等把握しているのでユーザーに直接手紙が届いたりしていると思います。
先ほども述べた通り、インフレータ(膨張装置)が、展開時に容器が破損して飛び散り、出火したり、乗員が負傷する恐れがあるとのこと。
国内では自分の知る限り交通事故で1件、車両解体の時に何件か不具合があったそうな。
自分が今働いている会社でも何件も自分が交換しています。(気付いたら自分が作業担当)
メーカーも車種も様々です。
まとめ
物が物なんで毎回緊張感を持って作業しています。
万が一ボンっ!ってなったら自分おしまいなんでw
まだまだ交換しなければいけない車は国内でも多数いると思います。
ぶっちゃけエアバッグを作動させるような乗り方(交通事故)しなけりゃ大丈夫なんですが、そんなこと誰にもできないです。てか無理です。
ということで該当車に乗っておられる方。
早めの交換等してください!!
真面目になんかあったら大変なんで。
※追記
8月1日現在でも国内で未改修車両が未だ500万台ほどあるようです!
何かあってからでは遅いですよ。早めに入庫してね!