危ないよ!
どうも整備士です。
こんだけ暑いと海水浴に行って・・・
楽しいですよね〜
うちも周りが海しかないので子供達と遊びに出かけます。
でもでもちょっと待ってください!
最近海での事故も増えてます。
流されて・・・って事故です。
正しい知識がないと悲惨なことになりかねません。
今回は海での離岸流のお話。
離岸流ってなんよ?
聞いたことある人もいるかもしれませんが、離岸流とは岸から海の方向への流れを指しています。
海って岸の方に向かって波や流れがある・・・のはご存知だと思いますが、その逆の流れのことなんですよ。

第九管区海上保安本部海洋情報部HPより引用
ってことは想像してみてください。
その流れに乗るとどこに流されるのか?
そうです。
大海原方向。
離岸流のスピード
離岸流の流れるスピードってどれくらいだと思いますか?
速いところでなんと2m/secもあります。
1秒で2mも流されるんですよ。
てことはたった10秒で20m!
もし流されたらあっという間です・・・。
もし離岸流に乗ってしまったら
まぁ間違いなく沖に流されますわな。
そして人は岸に戻ろうと必死で岸方向へ向かって泳ごうとします。
無理ですわ。
そんな速い流れに逆らって岸まで泳げる人はいないかと。
そして体力奪われ・・・
ということでどのようにして脱出するのか?
正解は、岸と並行に泳ぐこと!
そうなんです。真横に泳ぐんです。
離岸流は幅にして10m〜30mぐらいしかないんです。
その横は通常の流れ(岸に向かってる)なのでそちらへ横移動すれば離岸流の流れから脱出できるんです。
離岸流を利用する人たちもいるんですよ

非常に危険な離岸流ですがこの流れをうまく利用する人たちが!
それはサーファー
実は自分もサーファーだったりします。(最近は陸サーファー状態・・・)
サーフィンって波のあるちょっと沖の方へ行くんですが、沖に出るまでが体力を結構使うんですよねー
波に乗る前に沖に出るだけで体力消耗しちゃぁ勿体無い。
ということで離岸流に乗って沖に素早く出る人がいます。
もちろん脱出は横方向!
一度離岸流で起きに出たことがあるんですが・・・まぁ怖いです。
沖に出るのはほんまに楽なんですが、本能で岸に泳ぎそうになります。はい。
※絶対に真似しないでください。
離岸流に遭わないためには?

一番は海水浴等は海水浴場で!ってことです。
何もないところで海には入らない!ってことが大事かと。
もちろん遊泳禁止と書いてあるところはもってのほかですわ。
なぜ遊泳禁止か考えてみてください。
- 急に深くなってるから
- 離岸流が発生する場所だから
- 海水浴場に適した地形ではないから
要は危ない場所なのよ!ということです。
一見穏やかに見える海ですが危険がいっぱいなんですよ。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今年も水の事故がたくさんありました。
そしてまだまだ暑いし海に川にとレジャーで出かけるかと思います。
大人子供関係なく注意が必要です!