新車なのにねぇ・・・
どうも整備士です。
久々の今日の整備シリーズ。今回はニッサンのエクストレイルになります。
車の症状
エンジンチェックランプが点灯するとのこと。

メーターの部分にオレンジ色でエンジンのマークが点灯しています。
マジすか・・・まだ120㎞しか走行してないのにね囧rz
走行しても特に何か症状があるわけでもなし。まぁ恐らくO2センサーあたりかなぁ〜と。
トラブルシューティング
ということでこのようなトラブルの時には診断機を用います。
うちの勤める会社にはGスキャンⅡがありますゆえ簡単に何が悪いか確認できます。
つなげる・・・
車種と型式検索・・・
あれ・・・・
ない?!
囧rz
最新式の車種のデータが入ってないでござるよ。
ということでたまたま本土から来ていたニッサンの方の診断機で診断してもらうという恥ずかしいことに・・・
あ〜よかった。
無事診断してみると、やはりO2センサーの不良のようです。
O2センサーとは

実際取り外したセンサー
酸素センサーまたはoxygenセンサーと言われるもので、排気ガス中の酸素の量を測定する装置です。
超簡単に言うと、エンジンの燃焼したガスを見張って排ガスをクリーンに保つようにエンジンに信号を送っています。(本当はもっと複雑な話なんですが、簡単に。)
なのでもしこのセンサーが故障してもそんなに走行に支障はありません。若干排気ガスが臭かったりしますが。しかし、環境にも悪うございますので早めに交換はしなければ最終的には車検にもパスできません。
ということで早速O2センサー交換

さてどこのにあるかねぇと腹下を覗くとありました。
さくさくっとセンサー交換!新車なんで楽勝でした。これが車が古くなってくると緩めるの大変なんですよねぇ・・・。
交換後チェックランプを診断機で消してテスト走行。異常無し!
まとめ
ということで30分ほどで作業は完了しました。
ちなみに新車なんでもちろんメーカー保証の修理になります。というか新車でこれって当たりが悪かったですねとしか言いようがない。まぁ新品でも不良品なんて工業製品ではあることなんで仕方ないですな。
エンジンチェックランプが点灯した場合は早めに整備工場へ行きましょう。