【おさらい】車の暖房は燃費とは全く関係ない!件

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燃費とは無関係ですからね!

どうも整備士です。

 

未だ車の暖房をつけると燃費が悪くなる!と勘違いをしてる人がいらっしゃいます。
まぁ機械のことに詳しくなければ仕方のないことなんですけどねぇ。

 

今回は車の暖房とは?暖房は燃費とは関係ない!というお話です。

 

まずは家のエアコンについて

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まずは車ではなくて家庭用のエアコンのお話。

家庭用のエアコンの暖房冷房の動力源はすべて電気です。

これは誰でも知ってることだと思います。
電気でエアコンの室外機のコンプレッサーから室内機のファン、コントロールまですべて電気。

そして、家庭用のエアコンは暖房代が高い!なんてこともご存知だと思います。

だから車のエアコンに置き換えると・・・暖房も燃費が悪くなるって考えになっちゃうんやろうなぁと思ってます。

 

車のエアコンの仕組み

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一方車のエアコン。

冷房に関しては仕組みは家庭用と同じです。
ただ動力源が違います。

家庭用の室外機のコンプレッサーは先ほど電気と言いました。
車は?

車に置いてはエンジンが直接クーラーのコンプレッサーを動かしています。
エンジンの横っちょの方みてください!ベルト付いてないですか?(ハイブリッドカー除く)

あのベルトがエンジンの回転をエアコンのコンプレッサーに伝えているんです。直でコンプレッサーを回してるということです。
室内のファンや切り替えなどはエンジン近くについているオルターネーターという発電機で発電した電力によって動力を得ています。

エンジンがコンプレッサーを回しているのでエアコンがついていると燃費は通常より10%くらい悪くなります。
なので夏場のクーラーつけながらってのは当然燃費が悪い。

ということで車はエンジンからの回転力と、発電機の電源によって動力を得ていることがわかりましたね!

 

ただ・・・車の暖房においては違うんですよ。

 

車の暖房はちょっと違う

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車の暖房暖房一体どういう仕組みなのか?

一言で言うとエンジンの熱をそのまま利用しています。

 

どゆことよそれ?となるでしょ?

 

車のエンジンは冷却水という特殊な水で冷やしています。
エンジンを冷やしてあげないとオーバーヒートしちゃいますから。

冷たい水で熱いエンジンを冷ましてあげる。いわゆる熱交換というやつです。
冷たい冷却水は熱いエンジンで温められる。その代わりにエンジンは冷える。ということです。

この冷却水って水はエンジンがかかっている間ずーっと循環しています。そのままにしておくと冷却水の温度はどんどん上昇してしまいやがて沸騰してエンジンを冷やせなくなってしまいます。

この暑くなった冷却水を冷やすために、ラジエター、ラジエターファンという部品があります。
まぁこの辺は暖房とはまた違う話なのでおいおい。

 

とにかく車の暖房にはこの温められた冷却水というものを利用しています。

さてどうやってると思います?

ヒーターコアという部品にこの暖かい冷却水を循環させ、このヒーターコアという部品に風を送るんです。
そうすると、空気はヒーターコアの熱で温められ、その温められた風が暖房の風になるんです。

わかりました?

 

いろいろごちゃごちゃ説明したから??って感じになってない?

もっともっと端折って簡単にいうとエンジンの熱を暖房に使ってるのよ!ってことです。

電気もコンプレッサーも使わないということなんですよ!

ただそこにあった熱をもらったというだけ。

 

ちなみにエンジンかけたての時に暖房がなかなかあったかくならない・・・って思ったことないですか?
それは上の説明をよーく読んで考えればわかると思うんやけど、エンジンかけたての冷却水は冷たいです。冷たいものに風当てても暖かくならないでしょ?

エンジンが温まる(水温計が上がるor水温計の青ランプが消える)までは暖房は我慢してあったまってから暖房は入れるのが正しい使い方になります。

 

ということで暖房をつけると車の燃費が悪くなるってのはです。

悪くなることはない。

 

ただ・・・一つ。
あるスイッチが入っていると・・・燃費に影響はあります。

 

暖房をつけていて燃費が悪くなる理由

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暖房をつけていても燃費には関係ないと説明しました。
ただ一つ。暖房でも燃費が悪くなる方法というか、スイッチがあるんです。

それが「A/C」というスイッチ。この表記がない車は氷マークのスイッチです。
このスイッチはクーラーのコンプレッサーのスイッチなんで、冬場は使う出番がありません。(詳しく言えば冬場でもたまに使う)

このスイッチを入れたまま暖房を使うから燃費が悪くなるんです。

 

純粋に暖房を使いたい時はこの「A/C」は切っておいた方が燃費には影響ないですし、そもそも暖房には不必要なので切っておいて問題ありません。

ただ暖房を使っていてもたまに「A/C」を使うことがあります。
それは窓が曇った時。

冬場の内側のフロントガラスは結露で曇ってきちゃうこともありますよね?(特に内気循環時)
そんな時は、この「A/C」スイッチをオンにしてドライな風を送ってあげることにより曇りをなくします。

 

正しい車の暖房の使い方

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ということで一通り説明したところでおさらい。

通常の暖房→「A/C」スイッチはオフで使う。
窓が曇ってきた時→「A/C」スイッチをオンにし、フロントガラスに風を当ててあげる。

というのが車での暖房の正しい使い方であり、燃費に影響のない使い方です。

 

暖房には関係なく冬場って燃費が若干悪くなるんです。
さてそれは一体!?

 

暖房をつける時期に燃費が悪くなる理由

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冬場と夏場って車を運転するにあたり何が違うと思いますか?

 

答えは外気温度です。

 

まずはエンジンのかけ始め。
冬は寒い。当たり前の話。

エンジンが温まるのも夏場より冬場の方が時間がかかるのは容易に想像できると思います。
エンジンを早く温めるにはエンジンの回転を上げていますよね?(勝手にコンピューターがあげるようにしてる)

エンジンの回転を上げる=ガソリンをたくさんエンジンに流し込んでいる

ということです。
なので冬場の方がガソリンを使うため燃費が悪くなるんです。

 

そしてもう一つの理由。

ものすごーく専門的な話になってしまうので難しい部分は割愛しますが、気温が低いということは空気密度が高い。空気密度が高ければ、よりエンジンにはたくさんの空気が入ります。エンジンというのは空気と燃料が合わさったもの(混合気)の濃さが決まっているので、冬場のたくさんの空気に対応した燃料を送り込むのに燃料を夏場よりも使うことになる。

ちょっと難しかったですかね?

要は、冬場は寒いせいでガソリンをたくさん使わなきゃいけない!ってことです。

 

だから冬場は燃費が悪いんです。暖房を使っているからというのはデタラメもいいとこなんですよ!

 

まとめ

専門的なとこばかりでよくわかんなかった!って思ったかもですが、とにかく、暖房による燃費への影響はないんですよーと言いたかったんです。

たまにガソリンが残り少ないからと、ガソリンスタンドに着くまで暖房を切ってクソ寒いのに運転をしてる人がいるって聞いたんで思わず吹いたんですよw

 

知らないって損だなーと思いつつ、正しい暖房の使い方を知ってもらいたくってちょっとややこしいですが書いてみました!

 

これからは心置きなく暖房を使ってください^ ^

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